夏だ、野外劇場だ!
久しぶりにこんにちは、もりのさんぽです💦
今年は6年ぶりくらい?に、日本に一時帰国しない夏。
日本は恋しいけど(特に食べ物が?)、こっちにいればいるで、そこそこ楽しめちゃっています😁
屋外の文化行事が結構多いのです。しかも、結構好みなやつ。
そんなわけで、今回はストリート・シアター、「Za dveřemi/ザ・ドヴェジェミ(ドアの向こう)」に行ってきました。
お目当てはもちろん…子供向けの劇💛
実は絵本に続き、チェコの人形劇が大好きな私。
今回、人形劇には時間が合わなかったのですが、子供むけの劇を観劇しました!
1.緑がきれいな夏の公園。
さて、このイベント、先日のデザイン・マーケットが行われた展示会場敷地内の別の場所で開催されました。
展示会場脇には広大な「Stromovka/ストロモフカ」という公園が広がっています。
広い公園だから、こんな景色はざら↓
どの子もいい子です😍
ストロモフカの一部には、プラネタリウムもあります↓
ドームの大きさが直径23.5mで、世界最大級に属するんですって。
ちなみに世界最大は愛知県のもの (35m)とか。
https://www.planetum.cz/planetarium-praha/
2.まずはワークショップ
行くと、寸前まで上演していた人形劇の劇団が、人形制作ワークショップをやっていました。
この劇団の人形は無茶苦茶ナチュラル。
枝や木の実、葉っぱを組み合わせて作ります。
こちらが皆さんの作品。
すっごい素朴ですが、人形たちのこの感じ…日本人が作ったら、こうはならないと思いませんか?
ちなみに、「Kuky se vrací/ クキ セ ヴラツィー(クキ、家に帰る:日本語題はたしか『クーキー』だったような)」って映画知っている人いるかな?
捨てられたぬいぐるみのクマが、持ち主の坊やのおうちに帰るために奮闘する映画です。この映画に出てくるキャラクター達を彷彿とさせる人形たちがたくさんいました。
3.はじまり、はじまり~~
さて、結構強い日差しの元、劇の始まり始まり~~。
Bratři v tričku/ブラトシ フ トリチク(Tシャツを着た兄弟)という劇団の、
「Hra o trůn/フラ オ トルーン(王座をめぐるゲーム)」という劇。
おなかを壊した男性二人がトイレに駆け込むも、そこにはトイレの国の王様が居座っています。トイレの国の問題を解決しないと二人にトイレを明け渡せない、と言う王様。成り行きで二人は問題解決能力を試されます。そして最後には問題(トイレの詰まり)を無事解決する、という…なんともお下劣なお話でした💦
ですが、王様が出すテストの度に繰り広げられる大道芸のリズミカルさは、なかなかのもの。
トイレにあるものをどう使って大道芸をするのか、そこにワクワクがあって。
…結局最後まで楽しく観てしまいました😁
4.子供劇、必見!
子供劇って子供向けでしょ~~。
って思うかもしれませんが。
子供は正直です。魅力がなければあっという間に遊び始めてしまいます。
子供の感性に訴えかけられるものは、大人にだって通用するような完成度がないといけないと思うのです。
実際、子供劇のいい作品は、理屈抜きに気持ちが動きますもんね。
チェコに来たら、人形劇も含め子供むけの劇、案外必見ですよ😉
ちなみに、今回のストリートシアター、「Za dveřemi/ ザ ドヴェジェミ」のウェブサイトはこちら↓
https://www.zadvermi.cz/en/program/
もう一度ぐらい、夏の間にこういうフェスティバル行きたいな~~💛